新規ゲームプロジェクトの通し方

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早いものでもう今年が半分終わった。

W杯とか世間のイベントも盛り上がっているが
プライベートも幸い何一つ悔いることなく
この半年を充実して生きることができた。


さて、しばらく私的なことばかり書いている気がするので
たまにはゲーム開発やビジネスについて書いてみようと思う。

そもそも当ブログを見ている人の中に
ゲーム開発者が1人でもいるのか怪しいものだが。



ゲームプロデューサーとは
企画を立ててなんぼの存在である。


ここでいう”企画”の定義だが
「何となく儲かりそうな話」と解釈してもらっていい。



何となく儲かりそうな話を見つけてきて会社に提案する。

会社がその話を「うんうん。儲かりそうだね」と”誤解”させることに成功したら企画が通る。
実際に儲かるかは知らん。やってみないと分からない。


だがもし儲かれば俺の手柄。

損したら腹を切る覚悟はある。
だが最終的には俺に騙された社長・会社が悪い。

だがたとえ損したとしても
そもそも企画を立てられないプロデューサーには存在意義がない。




では雑な例えだが例を出してみよう。

あなたは某ゲーム会社の幹部だとする。
2人の社員プロデューサーがゲームの企画書を持ってきた。

どちらの企画を通したいと思うだろうか?


Aさん「僕が考えた剣と魔法の壮大なファンタジーです。美少女もたくさん出てきて主人公は異世界から転生してきて無双します。」

Bさん「ポケモンGOを作ったナイアンティック社、ドラクエのスクウェア・エニックス社と話をつけてきました。当社を含めた3社共同で”ドラクエGO”を作ります」





・・・まあ俺の感覚では
Bさんに一票入れたい人が多数派になるのではないかと思う。

実際にドラクエGOが出たとして売れるかどうかは知らないが、
なんとなく儲かりそうな話を見つけてくるのがプロデューサーの仕事だ。


意外とシンプルな話でもある。
ポケモンGOが出た時に「ドラクエGOもあれば売れるかも」なんて正直誰でも思いつく。
最近”妖怪GO”も出てきたし。

ただそれを実現するのは楽じゃない。

だからこそ他社のPや幹部、クリエイター達と日ごろ仲良くしたり情報交換して
時には美味い酒の一杯でもおごってやる必要もあるわけで。



これは別にゲームに限った話ではない。
あらゆる業界、あなたの仕事にも通じる。

・ファミリーマートさんからOKを貰いまして、当社と共同で新しい低カロリーな唐揚げを開発します。

・池上彰さんからOKを貰いまして、当社と共同でどこよりも分かりやすいニュースメディアサイトを展開します。

・藤田ニコルさんからOKを貰いまして、当社と共同で新しい化粧品ブランドを展開します。




つまり企画とはある一面において
「何を作るか」よりも「誰と作るか」のほうが重要な場合がある。

FF15じゃないけど車で旅をするようなものだ。

助手席、後部座席にどんな人を乗せて一緒に旅をするか。

どこへ行くかはもちろん大事だが、最重要ではない。

超強力な仲間たちさえいれば
いずれにせよ良い結果になる。



ただ新卒や若手には
いきなり強力な仲間を見つけてくるのは難しい。

だがどんな大ベテランも最初は新人だ。

先のAさんのゲーム企画も実は通すのは不可能ではない。

そういう人にはそういう人なりのやり方があるが、それはまたいずれ。




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